検査と洗浄が一緒にできるってどういうこと? |
洗浄ノズルの先端にライトとカメラが付いているので、暗渠管の内部を確認しながら洗浄を行います。 |
暗渠洗浄を行うメリットは? |
暗渠は4〜5年で目詰まりなどを起こして機能が低下します。しかし、管の取り替え工事は費用もかかるし農地にも影響がでます。定期的に洗浄し、破損がないか検査することで暗渠管を長持ちさせることができます。 |
暗渠管を掘り返さずに済みますか? |
はい。排水口から「クリーンロボ・きょうごく」を侵入させます。先端が90度まで曲がるので枝管にも入ることができます。ただし、120mを超える距離になるとガイドワイヤーを使うために一部を掘削することがあります。 |
破損個所を見つけたらどうするの? |
「クリーンロボ・きょうごく」には発信器がついているので、カメラで破損個所を確認したら地上からノズルの位置を測定します。破損個所がピンポイントで把握できるので、修繕工事での掘り返しも最低限で済みます。 |
川崎建設さんが開発したの? |
開発に当たっては道立工業試験場をはじめとする様々な機関から協力をいただいています。 |
農業用の暗渠管にしか使えないの? |
農業用暗渠排水管の検査・洗浄のために開発したものですが、地すべり対策用の暗渠管調査や、電磁波により暗渠管のトラブル箇所の特定、GPSによる暗渠管の管路図作成など、管に関する多くの用途にも利用できます。 |
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